
文・大澤正人/絵・田島董美
定価 1200円+税
判型 A5判変型 並製
頁数 176ページ
装幀
発売 0000年0月0日
ISBN 4-7684-0091-4
【内容】
日本人で近代哲学を独自に理論構築した唯一の哲学者とも言われる西田は、戦後大誤解を受けている。しかし、西田の論理は今西錦司(生物学)、木村敏(精神医学)、鈴木大拙(仏教)、八木誠一(キリスト教)、等へ引き継がれている。西田の再評価を敢行。
[編集担当者より]
戦後、西田に対する批判は多い。確かに西田哲学は難解だ。「絶対矛盾的自己同一」という言葉を聞くと、ムムムと唸りたくなる。そう無の哲学者なのだ。しかし、本書は世界で通用する日本の哲学者、西田の再評価を目指したのだが十分目的は達成されている。分かり易い。(宮)