
谷川健一 著 清重伸之 イラスト
定価 1400円+税
判型 A5判変型 並製
頁数 176ページ
装幀 中山銀士
発売 0000年0月0日
ISBN 978-4-7684-0104-0
【内容】
学問として風前の灯火ともいえる、民俗学。古来人間は何処から来て何処へ旅立ったのか? 古代の人々の考えた宇宙観・生死観は、現代の我々にどのような影響を与えたのか。文化功労者の筆者が民俗学の成り立ちと面白さを分かりやすく解く民俗学入門。
付録CDに柳田國男の講話を収録!
[著者紹介・編集担当者より]
柳田國男を創設者とする民俗学は、文献や遺跡ではなく、昔話や言い伝え、地名といった形で残っている民間伝承に頼る学問である。そこには「旅」と「唄(詩)」が重要な役割を果たす。象牙の塔の研究者にはそれが失われてきていると嘆く谷川さんの民俗学への篤い想いの書になっている。(宮)