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スマートフォンは誰を豊かにしたのか:シュンペーター『経済発展の理論』読み直す

2,420円

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小林大州介 著 定価 2200円+税 判型 四六判 上製 頁数 224ページ 装幀 伊藤滋章 発売 0000年0月0日 ISBN 978-4-7684-1017-2 【内容】 経済学のみならず、経営理論、企業行動、資本主義社会を検討する時、シュンペーター理論のキーである「イノヴェーション」という考え方は極めて現代的だ。本書では、「イノヴェーション」を扱う際の切り口として、現代人の生活を根本から変えようとしているスマートフォンに焦点を絞る。スマホに象徴されるICTパラダイムが、どのように新たな企業や経営スタイルを生み出し経済を発展させたのか検証し、「イノヴェーション」理論の現代性を確認していく。後半では、その発展が必然的に生み出していく格差の構造を解き明かし、資本主義の不安定性から社会主義への移行にまで言及していた後期シュンペーターの先見性を再評価する。

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