相原茂 著
定価 1800円+税
判型 四六判 上製
頁数 224ページ
装幀 中山銀士
発売 0000年0月0日
ISBN 978-4-7684-5651-4
【内容】
NHKテレビ、ラジオの中国語講座で長年講師を務めた相原茂氏の語学エッセイ集。軽妙洒脱な楽しい大好評、語学エッセイシリーズ。シリーズ第5冊目では、激変を続ける隣国の意外な素顔を中国語例文と、愉快なイラストとともに紹介する。
[著者紹介・編集担当者より]
中国語初学者から上級者までそれぞれのレベルで楽しめる気軽なエッセイだが、言語文化から見た中国社会の意外な現実にも切り込む。既存の中国文化論では分からない、中国人のホンネを会話の中から浮き彫りにする。
【目次】
第一章 永遠の隣人中国
はじめから国際社会
緊張社会
西安の夜
バイクタクシー
尖閣諸島漁船衝突事件
想像可能は実現可能──そこまでやるか
騙しのテクニック
やっつけられる日本
欲望をかき立ててくれる国
「拒否」こそ誘い
第二章 日中いぶこみの風景
天、怒りたまひしか
お金の使い方
褒めて、褒めて
礼物
中国の朝 日本の朝
日本の笑い、中国の笑い
はじめての韓国(その一)
はじめての韓国(その二)
外がいい
夜の訪問客
東京のウイグル人
第三章 変貌する中国の社会と文化
場面語──中国も空気を読む時代に
ホワイトカラーが主人公に
変わりゆく宴会
割り込み歓迎
一元は八〇円
中国でバスに乗る
中国から“相声”と歌の夕べ
教師節
引き出物
年賀状と“?年片”
【対談】中国のことばと文化を語る 石黒和義×相原茂
中国人の行動パターンを読み解くために──中国語は理解への広い門
第四章 ふりむけば 中国語
クルマの話から
知らない中国語
小学生の流行語
あいつはロクな奴じゃない
「ゲートル」を知らない学生と「レギンス」を知らない教師
私は中国語が苦手だった
二〇一〇年の流行語に触れて
サインしてください
ざっと目を通す
飲んだり、食ったり
「劉さん」の日本語
続「劉さん」の日本語
「心がかゆい」話
上海万博感想記
寒い春
紙の辞書
「等身大の中国」を知るための辞典
感性の改革開放──ネットキャッチフレーズ傑作選
求められる学習 変わる教育
あとがき
初出一覧
表紙挿画 広 軍
本文挿画 相原 茂