
篠田正浩・若山滋 著
定価 1800円+税
判型 四六判 上製
頁数 248ページ
装幀
発売 0000年0月0日
ISBN 978-4-7684-5731-3
【内容】
映画監督・篠田正浩氏と建築家・若山滋氏、従兄弟同士でもある2人のロング対談。
AKB、ジャニーズ、韓流といった現代日本人が熱狂するアイドルから、両氏が日本最初のアイドルとみなすアマテラスまで、日本人は政治と文化の両面で「崇め奉る存在としての偶像」=アイドルを必要としてきた。話柄は映画・演劇(能、狂言、歌舞伎等)から、建築・絵画・音楽・文学にまで及び、篠田氏の芸能空間論と若山氏の建築文化論の交差を通して日本文化を総合的に論じた画期的な一書!
[著者紹介・編集担当者より]
篠田正浩
1931年岐阜県生まれ。映画監督、早稲田大学特命教授。著書『エイゼンシュテイン』(岩波書店)、『河原者ノススメ-死穢と修羅の記憶』(幻戯書房、第39回泉鏡花文学賞授賞)など。映画作品『心中天網島』『沈黙』『瀬戸内少年野球団』『少年時代』『写楽』『梟の城』など。
若山滋
1947年台湾生まれ。建築家。名古屋工業大学名誉教授。著書『建築へ向かう旅-積み上げる文化と組み立てる文化』(冬樹社)、『「家」と「やど」-建築からの文化論』(朝日新聞社)など。建築作品『高萩市立図書館』『西尾市岩瀬文庫』など。
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