
林 洋海 著
定価 2000円+税
判型 四六判 上製
頁数 280ページ
装幀
発売 0000年0月0日
ISBN 978-4-7684-5748-1
【内容】
幕末から明治にかけて九州・久留米から3人の偉人があらわれた。田中久重が東芝、日比翁助は三越、石橋正二郎がブリヂストンをつくった。本書では、東芝の祖、田中久重(1799~1881 幼名:儀右衛門)の生涯を新資料を基に活写し、新事実を明らかにしている。からくり人形づくりから身を起こし、和時計の最高傑作、イギリスでも開発しえなかったアームストロング砲や蒸気船、電話機の開発にも成功した田中の飽くなき開発精神は、脈々と現在の東芝に引き継がれている。名声を得た後、清貧に甘んじて佐賀へ行った理由や、彼に影響を与えた数々の先人にも光を当てるなど、田中久重の精神の襞にまで迫った読み応え十分の1冊!