
北野慶 著
定価 1700円+税
判型 四六判 上製
頁数 368ページ
装幀 中山銀士
発売 0000年0月0日
ISBN 978-4-7684-5766-5
【内容】
■第3回「城山三郎賞」受賞!
「城山三郎賞」において初の小説作品の受賞であり、このようなご高評をいただけましたのも、読者の皆様のご愛読の賜物です。読者の皆様、関係各位の皆様に心より御礼申し上げます。誠に、ありがとうございました。
■2017年、原発事故に巻き込まれた親子が難民化してゆく過程を描写!
2017年春、なし崩し的に原発再稼働が進む日本列島を東海大地震が襲う。原発の破損、放射能漏れにより、日本は壊滅状態となる。京都で暮らしていた父娘は日本を脱出し、韓国から中国、欧米諸国へ…。普通の人々が国を失う姿をリアルに描写。
■原発に賛成でも反対でもない中間層に幅広く届けたい1冊!
賛成論・反対論に二分されてしまう「原発もの」とは一線を画し、「原発もの」である前に「読み物」として面白くあることを最優先。従来のノンフィクションでは届かなかった読者層にもアプローチします。
■火山噴火と地震が相次ぐ日本の未来を明示! 日本人の真価が問われるドラマ。
原発と日本の地理的リスクについて見て見ぬふりをする日本には、どんな未来が待ち受けているのか? 苦難の中でも誠実に生きる親子の感動のラスト!