
根本正一 著
定価 3000円+税
判型 四六判 上製
頁数 376ページ
装幀 大森裕二
発売 0000年0月0日
ISBN 978-4-7684-5833-4
【内容】
ハーバーマスらフランクフルト学派の人びとの考察やアレントの批評を踏まえ、ホロコースト研究・論争がどのような様相になっているのかを便覧。どのような歴史条件・社会状況・国際関係が、個人の倫理観に影響を与え得るのか、そしてそれがなぜ、歯止めのきかない暴走を起こすのか、を社会的文脈を辿り、個人の倫理の崩壊過程を考察。キーワードは、「ホワイトカラー層の焦燥」と「アイデンティティーの迷走」。社会哲学の視点でホロコーストを見詰め直す。
[著者紹介・編集担当書より]
元日本経済新聞記者。在職中より早稲田大学大学院にて社会哲学を研究。博士課程修了。博士(学術)。早稲田大学メディア文化研究所招聘研究員。