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古九谷の暗号:加賀藩主・前田利常がつくった洗礼盤

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孫崎紀子 著 定価 2500円+税 判型 四六判 上製 頁数 208ページ 装幀 奥冨佳津枝 発売 0000年0月0日 ISBN 978-4-7684-5843-3 【内容】 加賀藩ゆかりの焼き物「古九谷」。加賀藩第二代藩主・前田利常(としつね/1594-1658)。キリスト教において罪を清める儀式で使用する「洗礼盤」。この3つのキーワードを手掛かりに、歴史の闇に葬られた謎を解いてゆく。南蛮貿易によりキリスト教が布教され、1605年の日本の信者数は75万人ともいわれる。加賀でも高山右近の影響で多くの大名が信者となり、利常の時代にも多くのキリシタン藩士を抱えたが、「バテレン追放令」により、彼らは表向きは棄教する。利常は自分のために犯した罪(大坂の陣等)の洗礼ができるよう、キリシタンのシンボルを忍ばせた古九谷の絵皿=洗礼盤を藩士に贈り、後世には「伝世品古九谷平鉢」と呼ばれるようになった「利常の洗礼盤」。その誕生の背景や過程なども明かされ、興趣は尽きない。 【著者紹介・担当編集者より】 1948年生まれ。金沢大学薬学部卒業。1971年に結婚後、外交官である夫と共にロンドン、モスクワ、ボストン、バグダード、オタワ、タシケント、テヘランに住む。著書に『「かぐや姫」誕生の謎』(現代書館)がある。2014年から上智大学・山岡三治教授「文化交渉学特講」(文学研究科)の講師を務める。

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