
宇神幸男 著
定価 1600円+税
判型 四六判 並製
頁数 192ページ
装幀 奥冨佳津枝
発売 0000年0月0日
ISBN 978-4-7684-5861-7
【内容】
四国伊予(愛媛県)宇和島藩の歴史を彩った女性たちにまつわるエピソード集。宇和島伊達家には大量の伝来品が保存されている。その中に藩主夫人の肖像画はほとんどないが、膨大な文書史料が残っている。たとえば、筆まめ・記録魔である八代伊達宗城(むねなり)日記には多くの女性が登場する。このような史料を読みときながら、戦国時代篇・江戸時代篇・明治時代篇の三部構成で女性たちの片鱗を窺う。女性による和歌や日記、夫婦の交換日記、婚礼料理など、当時の風習もたっぷり楽しめる。.lf.水戸黄門、坂本龍馬、、西郷隆盛、アーネスト・サトウ、楠本イネ、白蓮など誰もが知っている人物も登場。磯田道史氏推薦!
【著者紹介・担当編集者より】
1952年、愛媛県宇和島市生まれ。音楽評論家・作家。『神宿る手』『ヴァルハラ城の悪魔』(講談社)、『水のゆくえ』(角川書店)、『シリーズ藩物語 宇和島藩』、『シリーズ藩物語 伊予吉田藩』、『幕末の女医 楠本イネ――シーボルトの娘と家族の肖像』(現代書館)などの著書がある。