
清水正晴 著
定価 3600円+税
判型 四六判 上製
頁数 452ページ
装幀
発売 0000年0月0日
ISBN 4-7684-6776-8
【内容】
「カザノヴァ学」とも称すべき稀有なカザノヴァ論の集大成の出版。粋を極めダンディズムを体現するカザノヴァが、同時代最高の知識人ヴォルテールと対峙する瞠目の史実を鮮やかによみがえらせ、ヨーロッパ文化の源流になった精神のあり方を完全解説する。
[編集担当者より]
前著『《色事師》カザノヴァの青春』で大好評を博し、多くの読者の方々からのご要望にお応えしてものされたのが本書です。逆境にあってもけして怯まず、自分の欲望のために自らも傷を負うカザノヴァの生き方は、同時代からダンディズムの極北と目されていました。痛快なる色事の博物誌です。