
中島 誠 著
定価 2500円+税
判型 四六判 上製
頁数 280ページ
装幀
発売 0000年0月0日
ISBN 4-7684-6797-0
【内容】
「アジア主義」という言葉は日本人の心に負の遺産の響きがある。明治以来、大アジア主義の美名に隠れて近代化を歩んだ日本人。我々の先輩は何を目指し、何を為すために荒寥たる大地に民族の坩堝たる大陸へ夢を馳せたのか。アジアとの共存を目指す一冊。
[編集担当者より]
「大陸を駆ける夢」などというとある方面から罵倒されそうだが、かつて満州国が建国された時、漢民族の人間であの東北地方が中華の一部と思っていた人が何人いただろうか(勿論満州国を是認するものではないが)。それらの歴史的事実を数々を21世紀初頭に再発掘してみる。