
山田邦紀・坂本俊夫 著
定価 1800円+税
判型 四六判 上製
頁数 224ページ
装幀 中山銀士
発売 0000年0月0日
ISBN 978-4-7684-6958-3
【内 容】
■映画『海難1890』の史実が分かる!
奇跡の実話、遂に映画化! 『海難1890』12月5日(土曜)公開!
1890年9月16日夜半、オスマン帝国(現トルコ共和国)の軍艦が和歌山県串本沖で遭難し、587名が死亡した(生存者は69名)。紀伊大島の村民は何の打算もなく無私無欲で救護活動を行った。そこから生まれた日本とトルコの友好関係を描いた感動作!
[編集担当者より]
国家間の政治的な繋がりはもろい。本書が活写している国民同士の固い絆は、今後の世界の友好を考える上で大きなヒントを与えてくれる。イラン・イラク戦争時、日本政府はテヘランから日本人を救出することができなかったが、その時、日本人を救出したのはトルコ政府である。彼らは「恩返しです」とこともなげに言うのであった。