
江口 司 著
定価 2200円+税
判型 四六判 上製
頁数 224ページ
装幀 毛利一枝
発売 0000年0月0日
ISBN 978-4-7684-6974-3
【内 容】
日本民俗学の創始者柳田國男が、九州脊梁山地の宮崎県椎葉村に入ったのが1908年7月13日のことであった。それから丁度100年、柳田が歩いた肥後・奥日向の同じ道を辿り、柳田の『後狩詞記』の想いを検証した。柳田が考えた民俗学の原点を考える。
[著者紹介・編集担当者より]
九州・奄美・沖縄を精力的に歩いた筆者はカメラマンでもあり、この地の多くの写真を残している。その写真を使い九州脊梁山地の変わらぬ・変わった人々の暮らしを活写した本書は、民俗学の原点の書ともいえる。著者は、本年5月熊本の海で事故死。惜しまれる。(宮)