
糠澤章雄 著
定価 1600円+税
判型 A5判変型 並製
頁数 208ページ
装幀 中山銀士
発売 0000年0月0日
ISBN 978-4-7684-7120-3
【内 容】
松下・加藤家に続き丹羽家で二百年以上続いた十万石の藩。他藩と比べ過酷な税負担だったが、一揆は少ない。理由は検地のルーズさと、藩政が窮乏農民の救済を誠実に実行し、育児手当を出し、人口の増加を図った福祉の藩だからだった。
[著者紹介・編集担当者より]
藩財政窮迫の折にも歴代藩主は御手伝普請にも誠実に対応し、京都警護や水戸天狗党討伐にも多数の藩兵を派遣し、藩の名誉を守った。幕末は極度の財政難の中、奥羽越列藩同盟藩として関ヶ原時代の武器で戦う。二本松少年隊を巡る悲劇もあった。(宮)