
林洋海 著
定価 1600円+税
判型 A5判変型 並製
頁数 208ページ
装幀 中山銀士
発売 0000年0月0日
ISBN 978-4-7684-7137-1
【内 容】
慶長五年(1600)、関ヶ原の役の戦功によって小早川秀秋が備前国岡山へ移封となった後、中津城主・黒田孝高の嫡男長政が筑前国名島城を居城として立藩した。二代忠之が新参の倉八十太夫を重職に抜擢したことをきっかけに藩政が乱れ、失政を理由とする藩の取り潰しを畏れた筆頭家老の栗山大膳による謀計が、世にいう黒田騒動に至る。幕末は、佐幕派と勤王派の間で藩論が揺れ動いたが、慶応四年(1868)、戊辰戦争には新政府側として参陣し、2300人の藩兵を派遣している。
[編著者紹介・編集担当者より]
黒田官兵衛の嫡男・黒田長政から始まり幕末まで黒田家が治めた、福岡藩の家風と歴史を分かりやすく紹介! 写真・図版多数収録。