多仁照廣 著
定価 1800円+税
判型 A5判 並製
頁数 208ページ
装幀 伊藤滋章(基本デザイン・中山銀士)
発売 2022年10月下旬
【内容】
生麦事件の交渉役を務めた七代藩主・酒井忠毗をはじめ切れ者揃いの藩!
徳川家康の重臣・酒井正親から始まる酒井雅楽頭家の酒井忠勝は、川越から転封となり、小浜藩主となる。その跡を継いだ忠直が死去した際に、次男忠稠が一万石を分与されて敦賀藩が立藩。支藩のため、参勤交代もほとんど行われなかったという。しかし、七代藩主・忠毗(ただます)は、長年にわたって若年寄を務めた功績により加増し、小藩ながらも城主格に昇格した。歴代藩主たちが大坂定番、寺社奉行、若年寄などの要職に就いた敦賀藩の歴史と文化、藩風を丁寧に紐解く。
現在の福井県敦賀市を拠点とした藩の物語!
【著者紹介】
多仁照廣(たに・てるひろ)
若狭路文化研究所 所長