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『シモーヌ』VOL.8 特集:音楽とジェンダー

1,650円

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定価 1500円+税 判型 A5判 並製 頁数 164ページ 装幀 伊藤滋章 表紙切り絵 益子実穂 発売 2023年6月15日 ISBN978-4-7684-9108-9 C0036 【特集】音楽とジェンダー リズム、メロディー、ハーモニー。音楽の要素自体にジェンダーはない。 しかし、音楽大学の男女比、極端に少ない女性指揮者、ファンのまなざし、楽器と身体、K-POPのガールクラッシュ、歌謡曲の歌詞など、場所やジャンルを超えて音楽とジェンダーは深く結びついている。 時代の移り変わりとともに、人びとが好む音楽のジャンルは変わる。 したがって、人びとのジェンダー意識も、時の流れとともに変わっていくはずだ。 音楽を「読む」ことで、私たちを抑圧するジェンダー規範を解きほぐしていこう。 【目次】 [音楽史とジェンダー] ・玉川裕子「ジェンダー視点からみる一九世紀のクラシック音楽史」 ・西田彩ゾンビ「電子音楽と女性音楽家」 ・梅野りんこ「カストラートと若衆:東西音楽史に見る曖昧な性の存在」 [音楽と表象] ・味岡京子「女性職業演奏家の不在:絵画に潜む『高潔・教養・愛』」 ・斉藤綾子「フェミニスト・メロドラマとしての『ピアノ・レッスン』:音楽と触覚性が生み出す映像的身体と女性性」 [音楽とフェミニズム] ・吉岡洋美「私たちがやりたいようにやる。:日本のパンクロック黎明期の女性アーティストたち」 ・つやちゃん「構造を解体するヒップホップ・フェミニズム:日本の女性ラッパー入門」 [ポピュラー音楽とジェンダー] ・花岡奈央、皆本夏樹、NEW「ジェンダー視点のK-POP対談」 ・小林美香「『写真歌謡』目線のMV鑑賞:Jessiの『zoom』を中心に」 ・和田靜香「『ミュージック・ライフ』を編んだ女性たち」 [音楽と生] ・栗田隆子「My soul music:魂と出会う音楽」 ・ブブ・ド・ラ・マドレーヌ「女がドラァグクイーンであるということ:ブブ・ド・ラ・マドレーヌの今ではたぶんあまり知られていない活動」 ・兼子裕代「わたしはなぜ歌う人たちを撮るのか?」 ・山本志乃「瞽女の旅」 [音楽とインターセクショナリティ] ・浅沼優子「クラブ・カルチャーと脱周縁化」 [音楽界のジェンダーギャップ] ・野中モモ「2016年、夜がいちばん長い日に、ビョークからガールズに届いたエール」 ・小倉羊「表現の現場における『痛み』から目を逸らさないために:クラシック音楽業界のジェンダーバランスを考える」 [資料] ・音楽とジェンダー ブックガイド ・アンケート フェミニストと音楽 【対談】 飯野由里子/清水晶子/ハン・トンヒョン/四竈佑介 聞き手:梁・永山聡子 「私たちは、何を議論すべきなのか?:終わらない議論に「しおり」を挟むためのポリティカル・コレクトネス」 【連載】 ・Renaître—女は生まれなおしている 〈№ 8 〉 インベカヲリ★  ・パリのシモーヌたち 8 アトランさやか ・シスター、狂っているのか?⑦ 高島 鈴 ・ふみがわのフェミ短歌塾(第八回) 二三川 練 ・SAW & LAW 往復書簡(第7回) 芋ポテト&万次郎 ・ずるこのおんな食べ物帖⑧ 江戸川ずるこ ・女同士で子育てしたら 小野 春 ・書店からはじまるフェミニズム⑧ 渡辺愛知[gururi] ・シモーヌ シネマレヴュー 錦織可南子 ・シモーヌ ブックガイド ・羊毛でつくるフェミニスト

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