小竹雅子 著
定価 1800円+税
判型 四六判 並製
頁数 240ページ
装幀 大森裕二
発売 2023年10月7日
ISBN 978-4-7684-5949-2
【内容】
一歩一歩の積み重ねで世界を変える!
20代前半から「障害児を普通学校へ・全国連絡会」の活動を支える事務局を10年間担い、膨大な事務量に心身ともに疲弊して一旦市民活動の場を離れるも、「市民福祉サポートセンター」の発足に関わり、介護保険法の成立を求める市民活動にも加わった。2003年からは、個人で「市民福祉情報オフィス・ハスカップ」を立ち上げ、介護保険制度をテーマにメールマガジンの無料配信、セミナー企画などの活動を展開している。
地道な市民活動に40余年にわたって取り組み続けてきた根底には、「人権」に関わる問題への飽くなき追求心がある。洒脱な文体で綴る自伝エッセイであると同時に、著者の経験は、制度の理不尽さ、容赦のなさにどう立ち向かっていくのか、市民としての心構えを考える一助となるだろう。
行政に向き合った40年を洒脱なエッセイに昇華!
【主要目次】
第1章 「障害児を普通学校へ」の1980年代
第2章 足踏みしていた1990年代
第3章 「市民福祉」を考える2000年代
第4章 超高齢社会で暮らすには
【著者紹介】
小竹雅子(おだけ まさこ)
1956年北海道生まれ。1981年より「障害児を普通学校へ・全国連絡会」事務局として、障害のある子どもたちの就学運動を支援。1996年、「市民福祉サポートセンター」に参加。2003年より「市民福祉情報オフィス・ハスカップ」を主宰。2006年、首都圏の市民活動六団体と電話相談「改正介護保険ホットライン」を共同開設。著書『総介護社会 介護保険から問い直す』(岩波新書)、『介護情報Q&A』(岩波ブックレット)など多数。