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中高年の発達障害:二次障害をいきのびるための処方箋

2,200円

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凪野悠久 著 まいんずたわーメンタルクリニック院長 仮屋暢聡 監修 定価 2000円+税 判型 四六判 並製 頁数 288ページ 装幀 大森裕二 発売 2024年3月11日 ISBN 978-4-7684-5956-0 【内容】 中高年世代が感じるその生きづらさ、実は発達障害が原因かも知れません。 発達障害そのものに関する意識が希薄である中高年世代は、自分自身が発達障害ではないかという疑いを抱くまでのハードルが高く、理由もわからぬままに人間関係の問題を抱え込むケースが多いと想定されるが、その実態については未だ包括的な調査がなされていない。 40代半ばでうつ病を発症するも完治に至らず、50代になり発達障害の診断を受けたことで自身が発達障害者であり、慢性うつ病が発達障害の「二次障害」であったことが発覚した著者。 試行錯誤と葛藤を繰り返し還暦を過ぎてたどりついたのは、「空気が読めない」「不用意な発言をしてしまう」「こだわりが強い」「キレやすい」……人生につきまとった生きづらさの原因こそが発達障害の特性であったと、まずは知ること。そして、戦わず、あらがわず、自分や他人や環境と折り合いをつけて心穏やかに暮らす手法。 なんとなく「生きづらい」方、「もしかしたら……?」とお悩みの方、「ミッドライフ・クライシス(中年の危機)」を抱える方まで。すべての中高年世代の役に立つ、折り返しの人生を「いきのびる」ためのリアルな処方箋。 【主要目次】 第一章 発達障害とは 第二章 自らを知る 第三章 とりまく環境を知る 第四章 「自分自身」と折り合いをつける 第五章 「他者」や「とりまく環境」と折り合いをつける 第六章 うつ病と遅発性ジスキネジア 第七章 還暦すぎて「行路難」 ※各章末に、「いきのびる」ための読書ガイド付! 【著者紹介】 凪野悠久(なぎの・ゆうきゅう) 1959年生まれ。早稲田大学卒業。報道機関勤務後、東南アジア、西アジアなどで国際協力に従事。40代でうつ病を発症し、以後慢性うつ病となる。50代で発達障害と診断される。精神障害者雇用を経て、現在、執筆活動に専念。 【監修者紹介】 仮屋暢聡(かりや・のぶとし) 医療法人社団KARIYA理事長、まいんずたわーメンタルクリニック院長。1957年、鹿児島県生まれ。鹿児島大学医学部医学科卒業。専門は臨床精神医学。著書に『うつ予備群』、『アルコール依存の人はなぜ大事なときに飲んでしまうのか』(共にCCCメディアハウス)、監修に『ニュートン式 超図解 最強にわかる! ! 精神の病気』(ニュートンプレス)、『精神科医が教える 心の病の説明書』(ニュートン別冊、ニュートンプレス)など。

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