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さいきまこ 著
定価 1900円+税
判型 B6判 並製
頁数 460ページ
装幀 伊藤滋章
発売 2024年7月5日
ISBN 978-4-7684-5960-7
【あらすじ】
なぜ生徒(子ども)に性加害する教師がいるのか?
中学の養護教諭・莉生(りお)のもとにかかってきた一本の電話。
「あなたの学校には時限爆弾が仕掛けられている」
いたずら電話だと思った莉生だったが、やがて電話主と出会い、
教師が生徒に性暴力をふるっていた事実を知ることに。
しかも、そのおぞましい行為は今も校内で続いていた……。
さらなる被害を食い止めるため、そして過去に被害を受けた人間を
地獄から救い出すため、莉生の孤独な闘いが始まる――!
大反響のスクールセクハラ(学校内の性暴力)
を描く問題作、ついに単行本化!
【目次】
1話 疑惑
2話 爆弾
3話 教師
4話 犯人
5話 確証
6話 死角
7話 告白
8話 転落
9話 反撃
10話 目撃者
11話 密会
12話 新風
◆解説
刑法性犯罪規定の改正・ 不同意性交等罪の導入で何が変わるか
伊藤和子
◆巻末スペシャル対談
さいきまこ×斉藤章佳
なぜ生徒に性加害する教師がいるのか
【著者紹介】
さいきまこ
2000年に集英社より漫画家デビュー。福祉やジェンダーなど社会問題を扱った作品を多く執筆。『陽のあたる家〜生活保護に支えられて〜』『神様の背中〜貧困の中の子どもたち〜』『助け合いたい〜老後破綻の親、過労死ラインの子〜』など。