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さいきまこ 著
定価 1900円+税
判型 B6判 並製
頁数 484ページ
装幀 伊藤滋章
発売 2024年7月5日
ISBN 978-4-7684-5961-4
【あらすじ】
「この本を、子どもたちの傍に置きたいと私は思う。
本書を真ん中において語り合い、社会を読み解きたい。
そうやって私たちは、性暴力のない社会にむかって
さらに歩みを進めることができるだろう。」
上間陽子さんの解説より
「一日も早く、あの人の罪を暴かなければ……!」
性暴力の常習教師に、校内で孤立しながら立ち向かう莉生(りお)。
思いがけず彼の企みに綻びが生まれ、解決の糸口が掴めそうになる。
しかしそんな時、被害者の寄り添いに奔走する莉生自身にも
綻びが生じ始めてしまい……?
加害教師を追及し、被害者の思いを掬い上げることができるのか。
大反響のスクールセクハラ(学校内の性暴力)
を描く問題作、堂々完結!
【目次】
13話 外海
14話 誤解
15話 破綻
16話 神話
17話 協力者
18話 餌食
19話 罠
20話 保身
21話 特別
22話 決心
23話 牽制
24話 理不尽
25話 願い
◆解説
『言えないことをしたのは誰?』を
真ん中に置いて語り合う
上間陽子
◆主要参考書籍
【著者紹介】
さいきまこ
2000年に集英社より漫画家デビュー。福祉やジェンダーなど社会問題を扱った作品を多く執筆。『陽のあたる家〜生活保護に支えられて〜』『神様の背中〜貧困の中の子どもたち〜』『助け合いたい〜老後破綻の親、過労死ラインの子〜』など。