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障害をもつ人の「自立」と人権:学びと就労のために

2,970円

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小林 繁 著 定価 2700円+税 判型 A5判 上製 頁数 264ページ 装丁 桜井雄一郎 発売 2024年8月3日 ISBN 978-4-7684-3603-5 【内容】 地域ベースで活動する当事者や支援者の力になる一冊! 障害をもつ人が、就労の中で学び、学びながら働き続けることによって、地域の中での「自立」が真に可能になり、障害をもつ人の生活の質(QOL)と人権が担保されると考える著者が、障害をもつ人の人権と自立を支えるための概念、日本・世界における就労の実践を紹介する。胎児性・小児性水俣病患者がいかにして地域で体験を語るまでに至り、地域で自立して暮らせる居場所を作れるようになったのか、北欧・イタリア・アメリカでの先進的な精神保健福祉と地域での就労、その支援方法について解説。後半では、日本での民間の就労支援を取り上げ、農業や喫茶の持ちうる教育性に着目し、さらなる発展可能性と広がりを展望する。 障害をもつ人の就労とその支援方法。日本・世界での実践を紹介! 【主要目次】 第1章 「自立」と「依存」の相剋を超えて――相互依存と相互扶助の視点から 第2章 障害をもつ人の人権から考える――優生思想と「固有の尊厳」 第3章 水俣における共生のまちづくり――「ほっとはうす」から「きぼう・未来・水俣へ」 第4章 北欧・イタリアでの精神保健福祉・教育文化の取り組みをたずねて 第5章 精神障害当事者のリカバリーを支える――米国のヴィレッジISAの取り組み 第6章 障害をもつ人の就労支援の展望と課題――ソーシャルファームと農福連携    第7章 障害をもつ人が働く喫茶(カフェ)の可能性と課題――コロナ禍での対応をめぐって 終 章 北田先生の近藤益雄論によせて 【著者紹介】 小林 繁(こばやし・しげる) 明治大学文学部専任教授。専門は社会教育。主な著書に『現代社会教育/生涯学習と社会教育職員』(クレイン)、『障害をもつ人の学習権保障とノーマライゼーションの課題』(れんが書房新社)、『地域福祉と生涯学習』(編著、現代書館)など。

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