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ダン・グッドリー 著
石島健太郎 訳
定価 2000円+税
判型 A5判 上製
頁数 168ページ
装幀 木下 悠
発売 2024年9月20日
ISBN 978-4-7684-3604-2
【内容】
障害学で注目の研究者が贈る、やさしい入門書! 英語圏の最新議論も網羅。
「この本を通じて、あなたが障害学に取り組むべきであることを明らかにしよう。21世紀において人間であるとはどういうことなのかを考えようとするとき、障害が多くのことを教えてくれるからだ」。従来の障害学を根本から問い直す「批判的障害学」(CDS:Critical Disability Studies)の旗手として注目の著者が、エッセイを織り交ぜて書いた障害学入門書。障害学の研究者が現在の英語圏の議論を理解するための入口としても最適な一冊。
【主要目次】
第1章 なぜ私たちは障害や人間について問うのか?
第2章 誰が人間であることを許されているのか?
第3章 人間の欲望とは何か?
第4章 人間は依存的なのか?
第5章 私たちは人間でいられるのか?
第6章 デジタルの時代に人間であるとはいかなることか?
結章
訳者あとがき
【著者紹介】
ダン・グッドリー
イギリス・シェフィールド大学教授。専門は障害学。従来の障害学理論を問い直す批判的障害学(CDS: Critical Disability Studies)の旗手であり、著書多数。
【訳者紹介】
石島健太郎
東京都立大学准教授。専門は障害学、福祉社会学。単著『考える手足』(晃洋書房)、共編著『戦後日本の貧困と社会保障』(東京大学出版会、近刊)、共訳書『21世紀を生きるための社会学の教科書』(筑摩書房)等。